読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-06-09から1日間の記事一覧

加藤周一の菅原道真

『日本文学史序説 (上)』(ちくま学芸文庫)1975 筑摩書房 日本文学史序説 (上) / 加藤 周一 著 読書メモ:p135 貫之・道真に代表される九世紀末の知識人文学の成立は、その後の日本文学史を視野に入れるとき、まさに画期的であったといわなければならな…

李賀

李賀の全作品を初めて通読。 図書館物件。 集英社 漢詩体系13 李賀1967 訳・解説:齋藤晌 通読してから翻訳解説者の齋藤晌がスピノチストでエチカの翻訳もあることを知って、少し思いを巡らしました。李賀のコナトゥスってどのようなものだったのでしょう…