読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-09-28から1日間の記事一覧

ショーペンハウアー『幸福について―人生論』

原典は『筆のすさびと落穂ひろい』(1851)の「処世術箴言」。著者63歳の時の著作。思い切り要約すれば「健康で、余暇があって、朗らかに過ごせていれば幸福であろう」となる。ぜんぜんペシミストぽくはない。 少し変わった視点: 1.金銭は抽象的に欲望…