読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-10-03から1日間の記事一覧

ハインリヒ・ハイネ『流刑の神々・精霊物語』

主流とは異なるところから見えてくるものがある。 キリスト教進行以前の、未開ともいわれそうな時代の土地固有の文化が変形されてしまう力学を感じることができるハイネの論考2篇。 【精霊物語】 彼はむしろ自己独自の思考を信頼しようとする。彼は理性をは…