2019-10-28から1日間の記事一覧
20世紀初頭の複数の芸術運動を駆け抜けた感のある作品群を、カラー106点と白黒挿入図版で紹介。自身が切り開いた「シュプレマティスム(絶対主義)」の抽象作品を頂点とした絵画制作を通しての精神の運動を追えるところが興味深い。具象からキュビズムを経て…
寝転がってカンディンスキーの絵を見ることのできる軽い一冊にもかかわらず、中身の情報はかなり充実しているように思う。 マレーヴィチは、1919年に《白の上の白》連作を発表して絵画の終焉を宣言し、タトリンら構成主義の作家たちも、伝統的な「構成(コン…