読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-11-11から1日間の記事一覧

日高敏隆『動物と人間の世界認識 ― イリュージョンなしに世界は見えない』(2003、2007)

著者が翻訳紹介した、ユクスキュル、ローレンツ、ドーキンスの理論をベースに展開される科学エッセイ。知覚の枠の異なる種ごとに世界がイリュージョンとして生み出されている、という主張。ユクスキュルの環世界の考え方が柱になっている。 たとえば、モンシ…