読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-11-20から1日間の記事一覧

橋本治『ひらがな日本美術史7』(2007)

明治以降の美術。「近代の寂しさ」という表現が深く刺さる。 近代の「道」の寂しさは、誰にとっても開かれているようで、結局は「偉大な一人」になるための道でしかないからではないか。新しく開かれた近代になって、「芸術」というオープンな領域を開いたは…