読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-11-30から1日間の記事一覧

岡田秀之『いちからわかる円山応挙』(2019)

写生の画家といわれる円山応挙は、たんにものを見て描くということをはじめた人ではなかった。 「秘聞録」には、いかに現実のように見えるかを追求している言葉もある。一、応挙云、鹿ハ馬ニテ画故不宜、羊ニテ可画云々、仁山ノ鹿宜云々一、円山云、人物手足…