読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-12-03から1日間の記事一覧

揖斐高訳注『頼山陽詩選』(2012)岩波文庫

江戸後期の代表的漢詩人、頼山陽の120篇の詩。歴史を題材にとった作品が多いが、それよりも生活をうたった作品の方に興味を持った。幕末を用意した時代の貧乏儒学者の生活の雰囲気がなんとなく伝わってくる。 読書八首(其三) 今朝(こんちょう)風日(ふう…