読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-12-07から1日間の記事一覧

白川静『金文の世界 殷周社会史』(1971)

金文は青銅器に記された文字のこと。内容については作者が序章に「この書の主題は、金文資料による西周史の再構成と、断代編年の問題である」と書いている。 周人の創造するところは、この多くの異族を含む新しい国家形態の支配原理として、天の思想を生み出…