読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-12-08から1日間の記事一覧

白川静『甲骨文の世界 古代殷王朝の構造』(1972)

金文から時代をさらにさかのぼる甲骨文の世界。 甲骨文には、金文のように時期的な推移のうちに社会史的な展開をみるということは困難であり、甲骨文の世界は、古代王朝の性格そのものをつねに全体的に示すというところがあるので、甲骨文一般という立場から…