読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-12-11から1日間の記事一覧

守屋正彦『すぐわかる日本の絵画 【改訂版】』(2012)

大人の日本画入門教科書。コンパクトに良くまとまっているという印象をもった。 日本絵画は余白が多い。背景や添え物を入れることを嫌い、単純化を志向する。余白は私たちにとって必要な「間(ま)」であり、空間そのものに意味があるのである。このことは切…