読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-01-12から1日間の記事一覧

『吉野弘全詩集 増補新版』(2014)

吉野弘の詩は心の向きをやさしく変えてくれる。現実のあたらしい捉え方も教えてくれる。それでいて、固くも重くもない。ステキな重量感のある詩だ。若き日々に労働組合運動に専念していたということもあってか、労働に関する詩がとても魅力的だ。それもプロ…