読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-07-15から1日間の記事一覧

【雑記】たてよみあくびがでるよ

あきれかえるほどのたいこからうけついできているのは くもなくふかくからだをほりおこしてふくらませている びっくりするほどあたまからっぽなひとつづきのじかん がんばってもだめなときはゆっくりおおきくあおむいて できるだけひっそりたいきをとりこむ…

田村隆一の詩を読む〔一周目〕その6:全集6 『帰ってきた旅人』(1998)と未刊行詩篇

全集最終巻。詩を書きとおした人生に触れる。 だれもぼくの足跡を見たことはあるまいどんな砂浜でも波に洗われてどんな砂漠でも砂嵐におそわれてぼくの言葉を聞いても意味が理解できないのだから言葉は鳥語にすぎない小鳥はよってくるが鷲や鳶は空の高いとこ…