読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-08-06から1日間の記事一覧

熊野純彦『メルロ=ポンティ 哲学者は詩人でありうるか?』(NHK出版 2005)

『知覚の現象学』を中心に語られる、メルロ=ポンティ導入の書。 【『知覚の現象学』「序論」からの引用】 感覚するとは、性質に生命的な価値を付与することであり、性質をまず、私たちに対しての意味、それが私たちの身体である、重みある塊にとっての意味…