読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-08-16から1日間の記事一覧

【雑記】たてよみミニマル

みたされていないけれどもたいくつでもない にっちゅうのがいしゅつはきけんなくらいと まなつのあつさがほうじられているあいだは るーむえあこんのおとをきいてねころんでる

モーリス・メルロ=ポンティ『シーニュ』(原書1960, 訳書 竹内芳郎監訳みすず書房 1969-1970 1・2分冊)

哲学と芸術と政治を語ったメルロ=ポンティ晩年の著作。五十代前半で逝ってしまった詩的哲学者の存在が惜しい。死ねないんじゃないかと思うくらい長生きしたときにどんな文章を書いてくれていたかと想像すると、その存在の大きさに尊敬の念が湧いてくる。サ…