読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-08-24から1日間の記事一覧

フランチェスコ・ペトラルカ『わが秘密』(岩波文庫 1996, 近藤恒一訳)

およそ思慮も節度も欠けることがらを思慮で治めるなんて できない相談。 テレンティウス(第三巻 三「愛の治療法」p198) 精神的危機に襲われた自分の魂を救済するため、出版の意図なくただ自分のために書かれた対話篇。真理の女神に呼び出されたアウグステ…