読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-09-12から1日間の記事一覧

新潮社世界詩人全集でハインリヒ・ハイネの詩を読む(『ハイネ詩集』井上正蔵訳 1968 )

ユダヤ系ドイツ人でカール・マルクスとも交友があった愛と革命の詩人、ハインリヒ・ハイネ。日本語訳からでもほのかに伝わる多彩な詩形式の操り手。『流刑の神々・精霊物語』などの散文から受ける印象にくらべて、詩作品は遥かに軽妙。愛の詩はどうも苦手と…

【言語練習 横向き詩片】くうふくさとりいれる

くうぶんかしたちかいをあらためてもじかすると うっとうしいおもいあがりがはなをついてこまり ふるいおとしてあらたないきにであおうとおもい くだらなさにほほえむじこまんぞくからははなれ さいていのせんをのぞきこみかつえのしんをみるく う ふ く さ …