読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-10-09から1日間の記事一覧

【読書資料】マルティン・ハイデッガー『ニーチェ』(原書 1961, 平凡社ライブラリー 1997) 1936-1937, 1939, 1940の講義録の全目次

木田元いわく「私は、哲学書を読むのに何から読めばよいかと人に尋ねられると、まずこの細田訳の『ニーチェ』を勧めることにしている」。目利きの誘いに乗ってみるというのもおもしろそうです。 マルティン・ハイデッガー『ニーチェ Ⅰ 美と永劫回帰』(原書 …

マルティン・ハイデッガー『形而上学とは何か』(原書 1929, 後語 1943, 緒論 1949 理想社ハイデッガー選集1 大江精志郎 訳 1961) 「何故一体存在事物が在って、却って無ではないのか」

フライブルク大学教授就任にあたっての公開就任講演。内容が「無」と「不安」という概念をめぐるものであったため、講演後にニヒリズムの思想ではないかなどといった非難や誤解が多く発生、そのため、後に「後語」と「緒論」を追加することになった。その間…