読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-11-10から1日間の記事一覧

鎌田茂雄 編著『和訳 華厳経』( 東京美術 1995 )中沢新一がレンマ学のベースに据えたいと考えている『華厳経』原典を少しかじる

華厳経の総ルビ付き抄訳。原典の雰囲気を現代語訳で感じ取れる一冊。しっかり読みたい向きには物足りないかも。 【解説より】 『華厳経』の性起という、あらゆるものが仏性に光り照らされているという考え方は、中国人の古来からの自然観である万物一体観と…