読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-11-20から1日間の記事一覧

マルティン・ハイデッガー『物への問い カントの先験的原則論のために』(原書 1935-36, 1962 理想社ハイデッガー選集27 近藤功・木場深定 訳 1979) 経験の対象としての物

思惟するものとしての私と対象としての物との「間」というのがハイデッガーのほかの著作でいうところの「存在」であるというような印象が残った。 カントは、彼の著作の終わりの部分(A737, B765)で純粋悟性の原則について次のように述べている。《純粋悟性…

【言語練習 横向き詩片】もどかしさりりしくも

もろもろできないがわにもってみつもり どろのなかでもすすめるようさきまわり からみつくざっそうにもいのちはあるし しかばねにあえばとむらうじかんもさく さくそうするものにかこまれこのさきも も ど か し さ り り し く も ※71日前のもの 2020.09あ…