読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-12-06から1日間の記事一覧

【言語練習 横向き詩片】ひる、よる

ひかりあるうちはからだをたててすいちょくにすいちょくにきぶんをととのえるんだよ るーむらいとをけしてねるまではけんざいかしているかいろのうごきをかんそくしてるひる よる ひる よるひよるる ひよるる かぜはながれて わたしがながれるひよるる ひよ…

鈴木信太郎訳で読むポール・ヴァレリーの韻文詩(筑摩書房『ヴァレリー全集1 詩集』1967)闇との合一と光との合一とそのあいだでの彷徨

鈴木信太郎訳のヴァレリーの詩は岩波文庫をはじめとしていくつかの形態で読むことが可能である。私が読んだのは岩波文庫、筑摩世界文学大系56と筑摩書房ヴァレリー全集1の3つ。そのなかでは筑摩書房ヴァレリー全集の文字組みがいちばん贅沢で、ヴァレリ…