読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-12-07から1日間の記事一覧

長田弘『誰も気づかなかった』(みすず書房 2020)厳しい孤独と存在の確かさが文字記号に充填されているという人間界の出来事

全詩集未収録の六篇。 いつだってすっと入り込まれてしまっているが、こちらは気分的にそっとお茶を出すくらいのことしかできない長田弘の詩。没後5年でも、新しい本が届きました。昼間はお茶で、夜はお酒で、じっくり坐って、何度か読ませていただいている…