読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-12-10から1日間の記事一覧

山内志朗『ライプニッツ なぜ私は世界にひとりしかいないのか』(NHK出版 2003) 問いつつ在る<私>という人間の存在

『普遍論争』でもそうであったが、山内志朗の哲学の解説書は私的な表出が多くて、学問的に正統かどうかというところで考えると、すこし心配になったりもする。一般的なイメージとは少し違った対象が出てくるので、自分自身でもっと確認してみなくてはならな…