読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2021-02-22から1日間の記事一覧

真木悠介『自我の起源 愛とエゴイズムの動物社会学』(岩波書店 1993, 岩波現代文庫 2008 ) 読むことの先に初めて出現するまばゆい世界

先日読んだ『戦後思想の到達点』収録の大澤真幸との対談で社会学者見田宗介(真木悠介)は後世に残したい仕事を七つ挙げていた。理論的なものとして『時間の比較社会学』『自我の起源』『現代社会の理論』『現代社会はどこに向かうか』の四点。その他で熱心…