読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2021-02-26から1日間の記事一覧

カルロス・カスタネダ『沈黙の力 意識の処女地』(原書 1987、二見書房 1990)知覚の障壁が破られるとき:理性と言語を超越する知の伝授について

社会学者の見田宗介(真木悠介)がカスタネダの世界を見る瑞々しい眼差しにインスパイアを受けたと言っていることを知り、かつドゥルーズ=ガタリが「器官なき身体」を語るにあたってカスタネダを肯定的に引用しているという情報も少し入ってきたために、だ…