読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2021-07-17から1日間の記事一覧

【20世紀のチリの詩人 パブロ・ネルーダ(1904-1973)2冊】『大いなる歌』(原書 1950, 現代企画室 2018)、『ノーベル賞文学全集 25』(主婦の友社 1974)

スケールが大きすぎて読み終わった後に少し萎えたくらい圧倒的な力量の詩人。40代での代表作『大いなる歌』ではアメリカの南北大陸、国でいえばアメリカからチリ、アルゼンチン、さらに南極まで歌ってしまう大きさ。神話の時代から現代の工場や鉱山での搾…