読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2021-07-29から1日間の記事一覧

ヘーゲル『小論理学』(「エンチクロペディ―」第3版原書 1839 岩波文庫 1951/52 全二冊 )

思惟と認識の無限を語るヘーゲルの論理学はなんだか心強さを与えてくれる。 モーゼの伝説には、神は人間をエデンの園から追放し、もって人間が生命の木の実をも食べないようにした、と言われているが、この意味は、人間は自然的側面からすれば、有限で死すべ…