読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2021-11-12から1日間の記事一覧

詩人としての堀田善衞 その2『堀田善衞詩集 一九四二~一九六六』(集英社 1999)

戦時中の雑誌掲載作品から、「広場の孤独」で1951年下期の芥川賞をとり、本格的に小説を書きはじめるまでの、1950年代初頭までの雑誌掲載作品を中心に集められた、没後刊行の拾遺詩集。 死に囲まれた絶望と哀しみから、冷たく静かで深い怒りを経て、…