読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-02-04から1日間の記事一覧

江川隆男『すべてはつねに別のものである <身体―戦争機械>論』(河出書房新社 2019)

「人間本性の変形や物の存在の価値転換」という革命を準備し実践するのが哲学の使命だとする江川隆男の2010年代の論考を中心に集めた一冊。大冊『アンチ・モラリア <器官なき身体>の哲学』(河出書房新社 2014)と『スピノザ『エチカ』講義 批判と創造…