読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-02-09から1日間の記事一覧

ノーム・チョムスキー『統辞構造論 付『言語理論の論理構造』序論』(原著 1957, 2002, 岩波文庫 福井直樹+辻子美保子訳 2014) 「Colorless green ideas sleep furiously(色のない緑の観念が猛然と眠る)」

チョムスキーの生成文法革命の端緒となった著作『統辞構造論』の翻訳。チョムスキーが当初信奉していた構造主義言語学から転換して言語の変換理論と各言語の変換構造に関する研究に舵を切るようになってはじめて出版された著作で、マサチューセッツ工科大学…