読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-02-21から1日間の記事一覧

千葉雅也『アメリカ紀行』(文藝春秋 2019) 日本を離れて考え感じる現代日本の哲学者(小説家になる前の千葉雅也の小説のような作品)

読み終えて、ああ終わっちゃったとさみしさが湧いてきた。読んでいる最中もなんだかさみしいなあと思いながらの読書だった。たぶん、特殊個人的なケースだと思う。 大学で哲学を教える千葉雅也の2017年39歳時の海外学外研究(サバティカル)での交流記、滞在…