読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-03-07から1日間の記事一覧

アイヴァー・A・リチャーズ『レトリックの哲学』(原講演 1936, 原著 1936, 未来社 転換期を読む29 村山淳彦訳 2021)

本書のもとになる講演では、レトリック、修辞学。言語による表現技法を研究する学問。主に弁論と文芸における言語表現を扱い、言語操作による人間的世界創出活動を考察している。人間にとって言葉は考えるための融通無礙かつ桎梏にもなる道具であり、材料で…