読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-11-13から1日間の記事一覧

樋口一貴『もっと知りたい円山応挙 生涯と作品 改訂版』(東京美術 2022)

安永天明期(1772-1789)の京都画壇で若冲や池大雅を抑えて最も人気の高かった円山応挙の画業の質の高さと幅の広さを、時代背景やパトロンの存在などとともに紹介した贅沢な入門書。改訂版では巻頭特集の「七難七福図巻」を増補。応挙の才能を見出した円満院…