読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-11-16から1日間の記事一覧

ヴィスワヴァ・シンボルスカ『瞬間』(原著 2002,沼野充義 訳・解説 未知谷 2022) 初読

初読、と言っても、今時点で三周くらいはしている。 1996年にノーベル文学賞を受賞した後の、70代以降の作品を集めた最晩年に刊行された詩集。 全23篇の詩篇に、訳者解説がそれぞれ付く。 解説は、初読で読むか、後から読むかはあらかじめ決めておい…