読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

人工知能

清水亮『よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ』(2016)

対談メインの2016年当時最先端の人工知能関連情報。なかには出版後に詐欺罪で逮捕されたひとも含まれるが、それも含めて興味深く読み進めることができる。ほかには図版とNOTE(用語解説)が優れている。パワポ資料を作りなれているASCII編集者の面目躍如とい…

『宗教と生命』激動する世界と宗教(第三回 2018.09)

連続シンポジウム「激動する世界と宗教 私たちの現在地」の第三回講演録。パネラーは池上彰、佐藤優、松岡正剛、安藤泰至、山川宏。 第Ⅰ部の対論の「有用性の論理」についての議論が印象に残る。 遺伝子組み換えの大豆や小麦には抵抗感があるのに、山中先生…

池上高志『動きが生命をつくる 生命と意識への構成論的アプローチ』(2007)

著者はじめての単著。私が手にしているのは2011年の第4刷。最先端のとがった研究成果を一般読者向けに紹介してくれている。一般向けではあるのだが、前提知識がないとある程度自分で調べながら読み進めていかないといけないかもしれない。いちいち調べるの…

『作って動かすALife 実装を通した人工生命モデル理論入門』

著者:岡 瑞起、池上 高志、ドミニク・チェン、青木 竜太、丸山 典宏 www.oreilly.co.jp2018 Alife(エーライフ):人工生命、Artificial Life。 コンピュータを使って生命の挙動(生命性)をシミュレートする。 オライリーから出ている本で、プログラミン…

中嶋秀朗『ROBOT ロボット ―それは人類の敵か、味方か― 』

中嶋秀朗 ROBOT ロボット ―それは人類の敵か、味方か― ロボット--それは人類の敵か、味方か | 書籍 | ダイヤモンド社 2018 定義も歴史も現状も教えてくれる入門書。 ロボットの定義(JIS B8445:2016)2軸以上がプログラム可能で、一定の自律性を持ち、環境…

松尾豊 『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』

松尾豊人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの www.kadokawa.co.jp 2015 正しい情報をしっかりと届けようとする作者の意志が見えて非常に好感が持てる。たくさん売れたこともあり人工知能に関しての日本の基本図書になっているように思…

郡司ペギオ幸夫『いきものとなまものの哲学』

郡司ペギオ幸夫いきものとなまものの哲学 青土社 ||哲学/思想/言語:いきものとなまものの哲学 2014 「いきものとなまものの哲学」というよりも「いきもののなまにえの哲学」という印象をもった。時にゆるゆるで、時にごりごりの文章配合は、一冊の本とし…

石黒浩 『どうすれば「人」を創れるか アンドロイドになった私』

石黒浩 どうすれば「人」を創れるか アンドロイドになった私2011 石黒氏は発想が特異だ。最先端で研究している人の発想を覗き見れることは一般人には刺激的だ。たとえば「人間のミニマルデザイン」「最小限の人間を作るという発想」などということは文字面だ…

山下隆義 『イラストで学ぶディープラーニング』第2版

山下隆義イラストで学ぶディープラーニング 第2版2018.11 bookclub.kodansha.co.jp 理系向き。数式込みで理解しようとすると文系にはハードルが高いが、なんとなく雰囲気はつかめる程度の説明になっている。とりあえず、技術動向を確認するには向いているか…

中島秀之+ドミニク・チェン 『人工知能革命の真実 シンギュラリティの世界』

中島秀之ドミニク・チェン人工知能革命の真実 シンギュラリティの世界2018.02 web-wac.co.jp 対話者二人の気になる発言。 ドミニク・チェン 人工知能技術を使って、どういう人間になりたいのか、という問いと向き合いながら活動することによってこそ、テクノ…

松尾豊 超AI入門

超AI入門 ディープラーニングはどこまで進化するのか[編著] 松尾 豊 NHK「人間ってナンだ?超AI入門」制作班2019.02 www.nhk-book.co.jp Eテレ「人間ってナンだ?超AI入門 シーズン1」(2017.01~12)をもとに再構成したもの。 短時間でTVシリーズ…

三宅陽一郎監修 「マンガでわかる人工知能」が良い

マンガでわかる人工知能三宅陽一郎 監修備前やすのり マンガ執筆協力 三津村直貴 2017.11 www.ikedashoten.co.jp 「マンガ+イラスト図解で、難しいテーマをわかりやすく解説」。マンガとイラスト図解で複数回、用語や歴史、現状、課題を説明してくれるので知…