読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

菅原道真 菅家文草 菅家後集 メモ(表形式)

菅原道真 菅家文草 菅家後集 メモ(表形式)

菅家文草 巻一
2 臘月独興。 p105 学業の勧め
11 翫梅華、各分一字。 p116 春一番の風
39 八月十五夕、待月。席上各分一字。 p134 宴を準備し客を呼んだのに月が出ないで残念
76 海上月夜。 p163 敦賀の津に到着した時の褒め詩、ハレの歌
菅家文草 巻二
84 元慶三年孟冬八日、大極殿成畢、王公会賀之詩。 p173 大極殿再建の様子
87 博士難 p175 慎みて人の情を畏りたりけり 嫉妬警戒
96 雲州茂司馬、視詩草数首。吟詠之次、適見哭菅侍医之長句。不勝復悼、聊叙一篇。 p183 瑠璃主:薬師如来
101 春日於相国客亭、見鴎鳥戯前池有感、賦詩。 p189 鷗をみて詠う
123 渤海裴大使真図、有感。 p208 肖像画じゃ物足りない
126 同諸才子、九月卅日、白菊叢辺命飲。 p209 秋の最後の日にだいぶ飲んだ
151 秋夜、宿弘文院。 p224 たまにはうちにも来てください
155 晩秋二十詠 黄葉。  p227 植物すら 能く此の如し 人生 自らに量るべし
180 夏日四絶 聞蝉。 p244 せっかく土から出てこられたのにまだ夏だった
菅家文草 巻三
193 新月二十韻。 p253 風脳:青い風生獣の脳(長寿の薬)
200 寒早十首 01 p259 他国に浮浪逃走して強制送還された人
201 寒早十首 02 p260 他国からの流入者(税逃れの逃散)
202 寒早十首 03 p260 やもめ
203 寒早十首 04 p261 みなしご
204 寒早十首 05 p261 薬草園の園丁
205 寒早十首 06 p262 馬子(旅客輸送人)
206 寒早十首 07 p262 賃雇いの船人
207 寒早十首 08 p263 漁夫
208 寒早十首 09 p264 塩売り
209 寒早十首 10 p264 きこり
229 代翁答之 p281 毒瘡腫れ爛れて痛べる脚偏めり
236 舟行五事 01 p285 文章誠可畏 礒上欲追従
236 舟行五事 02 p287 非嫌新変業 最惜旧成功
236 舟行五事 03 p288 何福鷃巣数 何分亀曳泥
236 舟行五事 04 p289 欲求十倍利 還失一生謀
236 舟行五事 05 p291 聞其長断食 虚号遍相称
238 残菊下自詠。 p292 任地の讃岐に帰りたい
菅家文草 巻四
269 寄白菊四十韻。 p317 生涯雖量測 禄命未平反 公平なんてないね。
274 冬夜閑思。 p325 地方官としてどうにか日を過ごしてきた
289 斎日之作。 p338 懺悔無量何事最 為儒為吏毎零丁 愛すべきまじめさ
299 水辺試飲。 p344 瑠璃水畔玉山頽 酔って寝てしまった 瑠璃色
325 依病閑居、聊述所懐、奉寄大学士。 p358 脚灸無堪州府去 頭瘡不放故人遇 よくなったら何しよう
327 書懐奉呈諸詩友。 p360 閑臥凉風半死灰 病気がちでごめん
328 九日侍宴、同賦仙潭菊 各分一字、応製。 p360 黄金倒映瑠璃裏 碧瑠璃色に澄んだ仙郷の潭に黄菊の花がさかさまにかげをうつして…
330 近以拙詩一首、奉謝源納言移種家竹。前越州巨刺史、忝見詶和。不勝吟賞、更次本韻。 p362 偏思綵凰随青藹 豈料文星降碧虚 あおぞら 碧色
334 小知章。 p366 無為にして我が道周し 【無為】
335 堯譲章。 p367 向背 優遊し去る 形体 一世の間 流れのままに
菅家文草 巻五
357 左金吾相公、於宣風坊臨水亭、餞別奥州刺史、同賦親字。 p386 努力々々猶努力 明々天子恰平均
361 霜夜対月。 p392 清光不染意中泥
372 文章院、漢書竟宴、各詠史、得公孫弘。 p399 六十初徴八十終 清廉潔白我が道に通ず
382 仲春釈奠、聴講論語、同賦為政以徳。 p407 北辰高處無為徳 疑是明珠作衆星 【無為】
410 銭。 p425 くさったっぜにのことんなんか、誰がしるものか。
416 蜘蛛。 p429 微小な虫ですら巧みな技術をもっている
428 重陽侍宴、同賦秋日懸清光、応製  p437 天下無為にして 日自らに清めり 【無為:何もせずに自然に平和】
菅家文草 巻六
431 扈従雲林院、不勝感歎、聊叙所観。并序。 p442 莓苔晴後変瑠璃 瑠璃色に変わる
433 詩友会飲、同賦鶯声誘引来花下。 p444 大底 詩情は多く誘引せらる 年毎の春月 家に居らず
437 北堂文選竟宴、各詠史、句、得乗月弄潺湲。 p447 水空触眼逝 月暗過頭奔 惣為貪名利 亦依憂子孫
菅家後草
470 和紀処士題新泉之二絶。01 p473 瑠璃地上水潺湲 遮莫銀河在碧天
478 不出門。 p481 流されてヤバイ
484 叙意一百韻。 p488 遇境虚生白:私のたまたまめぐりあったその場の環境において、心を虚しくすることにつとめれば、おのずから明るさがおとずれる
486 哭奥州藤使君。 p500 友を亡くした慟哭
488 読家書。 p506 手紙を読んで家族を想う
500 雨夜。 p514 農夫は喜び余り有るに… 私は病がきつく薬師如来瑠璃光浄土を念じる
504 官舎幽趣。 p518 境に遇える幽閑 自らに誇れるに足れり
506 晩望東山遠寺。 p519 偏に水月をもちてねんごろに空観す
509 燈滅二絶。02 p521 秋天に雪あらず 地に蛍なし 燈滅え書を抛ちて 涙暗しく零つ