長田弘
一日の終わりの詩集
2000
孤独が主題。
明るい孤独でない自由はない
「人生の材料」p7独りでいることができなくてはいけない。
「空の下」p39鷗外は、つねに、孤独だった。
けれども、その孤独は、不思議にも
明るかったと、言わなくてはいけない。
「鷗外とサフラン」p50必要なだけの孤独。
「Passing By」p74
どんな用意が必要だろう。孤独でありつつ
孤独でくずおれないためのコトバの柱を必要なだけ立てておくためには。
長田弘
1939 - 2015