読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

【雑記】たてよみ序説

プリントサレタブンショウガウミダシタヨハクニ
ロンソウノタネヲマクコイエンピツノラクガキヲ
レンメントカキツケテブリョウナジカンヲツブス
ゴハイサレタゴイノカズカズヲサライツヅケテハ
メンタルガボロボロニスリヘルコノオレハダレダ
ナノナイモノニハナマエヲツケテヨビトメテヤレ


〔文字色白でのひらがな変換〕
ぷりんとされたぶんしょうがうみだしたよはくに
ろんそうのたねをまくこいえんぴつのらくがきを
れんめんとかきつけてぶりょうなじかんをつぶす
ごはいされたごいのかずかずをさらいつづけては
めんたるがぼろぼろにすりへるこのおれはだれだ
なのないものにはなまえをつけてよびとめてやれ

〔文字色白での漢字かな交じり変換〕
プリントされた文章が生みだした余白に
論争の種を蒔く濃い鉛筆の落書きを
連綿と書きつけて無聊の時間をつぶす
誤配された語彙の数々を浚いつづけては
メンタルがぼろぼろにすり減るこの俺はだれだ
名のないものには名前を付けて呼びとめてやれ