読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

4連休なのでジェイムズ・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を柳瀬尚紀の訳で読んでみる その1:「フィネガンズ・ウェイク九句 一の段」

原典ノンブルによる進捗:74/628 (11.8%)
ちょこちょこ検索したりしながら読んだりしているとページ当たり5分くらいかかっている計算になる。四日で読み終わるかどうかちょっと心配。
※読みながら無季俳句とか作って遊んでいるのも時間がかかっている原因なので自業自得ともいえる。

ギネス級本麒麟の血啜るドラ
総ルビの落雷うける羅針盤
エポケって海砂利水魚無限推し
酔仕様水晶宮の乱反射
猫訳にごろんごろごろマタタビ
(妄語)(斑)(何が何やら)((弔い)亭)
安息日蠟人形に陶酔す
鬱も撃つ麻酔剤めく空鉄砲
ピュグマリオン桃尻桃乳揉む歓喜


ジェイムズ・オーガスティン・アロイジアス・ジョイス
1882 - 1941
フィネガンズ・ウェイク』 Finnegans Wake
パリ、1922 - 1939
柳瀬尚紀
1943 - 2016