読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

【ハイデッガーの『ニーチェ』を風呂場で読む】00. 準備 大きな作品は風呂場で読むと意外と読み通せる

文庫版か新書版じゃないときついけど、読めそうもないと思っている積読本は風呂場に持ち込むと意外に読みすすめることができる。最大の理由は、風呂場にはその本しかないから。

ということで、今回ハイデッガーの『ニーチェ』全二冊を風呂場で読みすすめることにした。

 

選んだ理由:
柿原篤弥の『有の問いへ』(原書 1956, 理想社ハイデッガー選集22 1970)を読んで、よくわからないと思って訳者あとがきを見たら訳者自身も初読ではよくわからなかったと言っており、理解のためには『形而上学とは何か』(1929)や『ニーチェ』(1961)を読む必要があると書かれていたから。

 

イベント化の理由:
イベント化して分散投稿しないと大きな作品の読書メモはまとまらないで放置してしまうことが多いから。
最近だとフッサール間主観性現象学』(全三巻 ちくま学芸文庫)『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』(中公文庫)、マックス・ヴェーバー『古代ユダヤ教』(全三巻 岩波文庫)、ヴィーコ『新しい学』(全二巻 中公文庫)などが通読後未処理状態になっている。
ブログに載せてAIに関連記事で思いがけず再チェックを促されないとなかなか振り返ることもせず、よくない状態になってしまうことがおおいので、一番は自分自身のために、とりあえず生の状態に近い感想をすこしでも残しておく必要がある。

 

【準備】
テキスト:平凡社ライブラリー版『ニーチェ
マルティン・ハイデッガーニーチェ Ⅰ 美と永劫回帰』p566
マルティン・ハイデッガーニーチェ Ⅱ ヨーロッパのニヒリズム』p559
※全1125ページ。ひと風呂CD一枚分くらいで50ページ弱の進捗とすると23日で読了予定。呑んで長風呂できなかったりすることもあるので、1ヶ月くらい見ておけば、それでも完了できる想定。
※読むのは問題ないが、メモってアウトプットできるかどうかは不安。

 

BGM:CDラジカセを近くにおいて
ブラームス:ピアノ曲全集(Brilliant Classics 6枚組)
ワーグナーは聴かないので、ほかのドイツ人作曲家をチョイス。交響曲だと意識がそっちに持っていかれてしまう可能性もあるのでピアノ曲。5周くらいする想定。

 

その他:
お茶:濃い目の自作茶を500mlペットボトルに詰めて持ち込む(ルイボスティー2+ジャスミンティー1)。水分補給は必須。
鉛筆:2本
タオル:2本


マルティン・ハイデッガー
1889 - 1976
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
1844 - 1900
ヨハネス・ブラームス
1833 - 1897

細谷貞雄
1920 - 1995
杉田泰一
1937 -
輪田稔
1940 -
加藤登之男
1919 -
船橋
1929 -
柿原篤弥
1922 - 1989