18:30、『社会学』下巻読了後、食料品買い出し、夕食、晩酌。『文化論』読みながら21:00くらいに寝落ち。4:30くらいに目が覚める。予定の90%くらいの進捗だが、なんとなく満足しているような幸福感とともに目覚める。めずらしい。自己満足にすぎないが、気分が自然に上がってくれるのはありがたい。
読みすすめていたエッセイ「女性文化」でぼんやり考えはじめた、精神上の性差の有無、発生の理由について思いをめぐらしているうちに、気分の昂揚は消えていってしまった。女性特有の精神の働きなんてあっただろうかと作家の名前を思い出しながら探ってみるが、なかなかこれというものは浮かんではこない。ハンナ・アーレント、シモーヌ・ヴェイユ、ヴァージニア・ウルフ、紫式部、清少納言、長谷川町子、さくらももこ、高橋留美子・・・ 性差は身体の機能的面においては確実にある。精神上の性差については、あまり明示的に読んだことはないかもしれない。
【連休三日目 2020/11/23 終了時進捗】
・『社会学』(1908) 居安正 訳(白水社 1994 下巻)
第8章 社会集団の自己保存
第9章 空間と社会の空間的秩序
第10章 集団の拡大と個性の発達
・『文化論』阿閉吉男 編訳 (文化書房博文社 1987)
文化諸形式の変遷 1916
近代文化の葛藤 1926
女性文化 1902, 1911 (進行中……)
残50ページくらいだが、他の著作も読みたくなっているのでお付き合いをつづけさせていただこうとしている、はじまりの感覚しかない。『貨幣の哲学』とか続けて読んでみたいが、近くの図書館にはもうジンメルの作品はないようなので、付き合い方を考えてみる。買うと溜まってしまうので出来れば借りて済ましたいというのが最近の発想。