読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-04-14から1日間の記事一覧

グレゴリー・サンブラーノ編『ゴンサロ・ロハス詩集 (アンソロジー)』(現代企画室 寺尾隆吉訳 2015)

あらゆる中毒、あらゆる傷に、触れては離れる。 残るものは痛み。 甘美なものもあれば、激烈なもの、消えないものもある。 シュルレアリスムに近いところで活動したチリの詩人ロハスの詩には、原子の世界にもどる手前の人間の、受苦と情熱が描き出されている…