読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2023-05-28から1日間の記事一覧

フランシス・ポンジュ『物の味方』(原著 1942, 阿部弘一訳 思潮社 1965)

『物の味方』はフランシス・ポンジュの第二詩集。サルトルを感銘させてポンジュ論「人間ともの」(『シュチュアシオンⅠ』所収)を書かせたところの名詩集。 阿部弘一訳がはじめてポンジュの詩集を外国の言語に翻訳したということも手伝って、日本では谷川俊…