読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2023-07-04から1日間の記事一覧

『自選 串田孫一詩集』(彌生書房 1997)

新潮美術文庫43『ブラック』の串田孫一の解説が歯切れがよく自分の鑑賞を自信をもって打ち出しているところが爽快だったので、詩人としての作品を読んでみることにした。散文と同じく小気味よく晴れ上がったような表現が基本で、さっぱりしている。表記は…