読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2024-04-27から1日間の記事一覧

『画家の詩、詩人の絵 絵は詩のごとく、詩は絵のごとく』(青幻社 2015)

存在を明瞭につかみきれない心が動きはじめるようなそれぞれ一人一人の基底の層を、その時々の決断をもって、損なわずに上手いこと表現できているなと感じるとき、出会いを用意してくれた絵や詩に心は動かされ、共鳴しはじめる。 本書は人間の根源的ではある…