読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-05-04から1日間の記事一覧

【唐詩選】王建(768-830)「水夫謡」 訳:筧文生

生涯でひとつでも辞書に残るような言葉を残せたら、文学好きにとっては本望だろう。 淼淼 びょうびょう 「水がはてしなくつづくさま」ということで平面的な意味が強いようだが、水が三つ重なった形が二つ並んだ様は、水の量感をずっしりと感じさせてくれる。…