読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-10-03から1日間の記事一覧

狩野博幸『もっと知りたい 河鍋暁斎 生涯と作品』(東京美術 2013) 蛙と妖怪に心をほぐされる

かわなべきょうさい(1831 - 1889)技術にも発想にも優れた画人。 先日読んだ山口晃の『ヘンな日本美術史』(祥伝社 2012)のなかの「やがてかなしき明治画壇」の章でとりあげられていたので、不遇の人、屈折をもってしまった人かなと予想していたところ、ま…