読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-07-27から1日間の記事一覧

丸谷才一『七十句/八十八句』(講談社文芸文庫 1988)

王朝和歌に関する評論が多くある作家丸谷才一が自ら作ったのは短歌ではなく俳句。それも安東次男から連句の手ほどきを受け、大岡信を加えた三人で歌仙の会を開いていたという本格正統派。本書は古希での記念出版『七十句』と米寿の記念として準備されていた…