読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-11-18から1日間の記事一覧

橋本治『ひらがな日本美術史5』(2003)

江戸、18世紀後半の美術。「魅力的なもの」は「へんなもの」であるという主張。 「へん」とは、「その人間のあり方」である。だからそれを、「個性」といってもいい。しかし「個性」というのは、いまとなっては尋常で、そうそう特別なものでもない。「ただ単…