読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-08-13から1日間の記事一覧

『後鳥羽院御集』(明治書院 和歌文学大系24 久保田淳監修 寺島恒世著 1997)

新古今和歌集(1205)と承久の乱(1221)の中心人物、後鳥羽院の家集。1221年の隠岐配流以降の主要作「遠島百首」は本家集には含まれていないが、配流後の作品を含め約1800首の作品から後鳥羽院の歌の姿を知ることができる。帝王振りといわれる作風は、…